限界まで耐えていたのも水の泡、胃の中のものが全て出てしまう勢いで嘔吐が止まらなかった。 我慢したくても、もう遅い。 出るものもなくなって、息をするのも苦しくなってきた。 それまで黙って背中をさすってくれていた港は、さっきトレーと一緒に持ってきてくれたタオルをくれた。 「一旦落ち着いた?」 「……ん。」 タオルで口元を覆うと、港はビニール袋を持って部屋を出て行った。 港に合わせる顔がない… こんな姿 本当に情けない…