「飲めたら偉いから」




無理矢理説得させて 顔は何とか上げてくれた夏来の唇に手を触れる。



「あーん」




「…しない」




「飲めたら季蛍にあめ玉貰えば?」




「飲めない…」




「じゃあ待ってるから。飲めそうだったら言って?」






体は手で固定して逃がさないようにするけど、優しく夏来にそう伝えてカップをテーブルに置いた。