夏来と夕飯の準備を手伝っていると、さっきまで可笑しそうに笑っていた季蛍が顔を引き攣らせて戻ってきた。
「んねぇ…楽しくお風呂入るのはいいんだけど」
夏来も何かを感じ取ったのか、俺の後ろに隠れて顔を出す。
「いいんだけど、あれなに…?」
お風呂場の方向を指さして睨んでくる季蛍に、俺も夏来も苦笑いで誤魔化す。
夏来と改めてお風呂場を見に行くと、やりすぎだったか?と今更思う。
お風呂場の外の床までびしょびしょになっていたのは、夢中すぎて気が付かなかったかも。
「あとで拭いてね…?」
夏来と2人で頷くと、季蛍はどこか寂しげな顔で
「2人で楽しそうにしてズルイから」
と言ってまたリビングへ戻って行った。
……そこ?


