「別にいいけど」



「んふふ、やった」





わかりやすく嬉しそうに手を握ってくるそんな季蛍を見て、夏来も気のせいか嬉しそう。



「夏来おうち帰ったらお薬飲んでね~?」




頷く夏来に念を押す季蛍だけど、そういう季蛍は今朝の薬をサボっただろ…。




って思いながら、手をぎゅっと握り返す。










「ぎゅってした?」



抑えきれない感情が顔に出ている季蛍には、適当に頷いておく。