ウトウトしつつも体を起こしてボーッとしていると、微かに聞こえる陽の声。












機嫌がよっぽどいいのか、陽の口ずさむ声が微かに寝室まで届いている。




…どこまで癒す気?







口ずさむそんな陽の声と、美味しい匂いを全身で感じながら、そっと目を閉じた。