高島先生の診察室の目の前についたけれど、電気がついていなかった。 呼び出しか何かで違うところにいるのだろう…。 少し遅かった……。 待合室に体を投げ出して、なんとか呼吸を整える。 息が吸えない……苦しい。 飲み込む薬さえポケットに入っていない。 蒼はどこにいるのだろう? 高島先生はどこに…… 薬さえあれば……こんなことにはならなかったのに。