支度を済ませてリビングでボーッとしていた季蛍は、眠たそうに小さく欠伸をしながらゼリーを手に取った。 「季蛍は今日病院ついたらすぐに高島のところ」 今さっき連絡がついた高島も、すんなりオッケーしてくれた。 「……え?」