重い足取りで向かう先は家の前。 玄関の前に立つと心臓が弾んだ。 ドキドキして手が震える。 もし帰ってきていたら『ごめんなさい』と言えばいい。 そう思って鍵を開けたところで、ケータイがメッセージの受信を知らせた。 『早く帰ってこい』 その一言はパパからで、それを見た途端さっきまでの気持ちがすべて消えていくような気がした。 責められるのはいつも私なのに、庇うのは……。