それからしばらく外で時間が流れるのを待っていた。



家に帰ったらどんな顔をしていればいいか、何て謝ればいいのかがわからなかった。



『体が弱い』と言い掛けたことを謝れば、認めたことになるし、だからといってそれを黙っておく訳にもいかなかった。




「どうしよ…」




温かいココアの缶を握って、はぁと白い息を吐く。



ココアを一口飲み込むと、なんだか懐かしい味がした。



「…謝らなきゃな」