「帰ろ、遅くなるから」



腕を引かれてお店を後にすると、外にはひんやりとした空気が流れていた。



「さぶ…ッ」



「早く帰って寝なよ?休んだら許さない」



冗談混じりで笑う友達は、そのまま『私こっちだから』と手を振って去ってしまった。




「帰るって言ってもな……」