「それは違うだろ?」
「パパは関係ない!」
「季蛍が辛い思いしてるのは愛優だってわかってるだろ?」
「………」
「季蛍のせいにするのか?」
「パパはいつでもそうやって庇うんでしょ?私の話は聞かないんだ」
「じゃあなんだよ、季蛍の体が何?言えよ」
「……」
「愛優の話も聞くよ。俺にも説明して」
「もういい…」
部屋へと行く愛優を見てか、季蛍は夏来に“ごめんね”を繰り返す。
「蒼…、あそこまで言わなくても。愛優の言ってること本当だし」
「言っていいことと悪いことがある」
「私のせいなの分かってる」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…