キミとあたしの初恋記録。







『デートの時間、30日の、11時、○○のローソンで待ち合わせでいい?』


なんとか組み立てた文章を、何度も見直して、送信。


LINEの着信音が鳴る度に、


隼かな、ってドキドキしてる自分がなんだかオンナノコみたいで寒気。




ピロン、ピロン、ピロン♪


スマホを開くと、





『りょうかい、たのしみだね』



「うわ~、なんかデートみたい……」


いやいやいや間違いなくデートなんだけどっ


あたしがデートとか、なんか、夢見たい……


「たのしみだな~」


そんなことを思いながら眠りについた。