フロントに着き
部屋に通してもらう。


コツコツ自分のヒールの
音が響いて
緊張してる自分に気付く。

廊下を歩くこの時間が
堪らなく嫌いだった。

またこの廊下を
通る時には
また自分を売ったんだと
思ってしまうから。


また自分の存在に
値段が付けられたんだと
思ってしまうから。