ずっと好きだったんだよ

「えぇー!やっぱり、これ恥ずかしいよぉー」


私の普段の服装は、ジーンズにTシャツ、もしくはそれにシャツやパーカーを羽織る事が多い。

鏡越しに映る私の服装はというと、オフホワイトのレースのチュニックにカーキのショートパンツ。

チュニックはジーンズにも合わせられるし、ショートパンツも私の今持っている服に合う、という事で、この服を選んでくれたのだけど。

そりゃ、こういう服装も着てみたいと、思ったりはするけど。

レースの服なんて着た事ないし、足なんて出した事がない。


やっぱり恥ずかしいよ!!


「何言ってんのよ!奈緒は手足長いしスタイルいいんだから、少しはお洒落しなよ!!はい、ここに座って!」


私は綺那の前に座らされる。


「スタイルいいのは、綺那でしょ。私、綺那みたいに胸ないもん」


綺那は、私より低いとはいえ、身長は高い方だし、手足もスラッと長く、細いけど胸もちゃんとある。


「まぁ、胸は人よりちょっと小さいかもしれないけど。でも、細いけどくびれはあるし、奈緒はスタイルいいよ」


綺那は私の顔に化粧をしながら、自信満々に答える。