ずっと好きだったんだよ

綺那とご飯を食べた時に、その事を話した私。

綺那は


「処分するのを忘れていただけじゃないの?」


そう言ったけど。

綺那にそう言われ、“そうなのかな?”と少し思ったけど、それなら、わざわざ隠す必要ないし、あの時、そう言ってくれたらいいだっけ。

まぁ、あの時、そう言われても、“そうなんだ”と素直に納得出来たかはわからないけど。

でも、あれから数日経った今もこんなに不安になる事はなかっただろう。



ご飯も食べ終えた私達。


「そろそろ帰ろうか」


スマホを見た綺那がそう言い、私達はお会計をし、店を出る。


「えっ……?」


店を出ると、ガードレールにもたれて立っている悠也がいた。


「悠也、今日接待で遅くなるって言ってなかった?」


「何時に帰れるかわからない」と悠也言っていたから、今日は悠也と会う予定はなかった。

なのに、どうして悠也がここにいるの?