ずっと好きだったんだよ

だから、何で?

私、悠也にフラれたんだよ?

陽輝やてっちゃんには直接話していないけど、でも、萌実や綺那はその事知っているよね?

悠也への気持ちを整理して、やっと前へ進めるって思っていたのに……


みんなに笑顔で見送られた私は、教会の門の所で待っている悠也の元へ向かった。

私が追い付いたのを確認すると、


「奈緒、話があるんだけど……」


悠也は真剣な表情で私を見る。


ちゃんと気持ちの整理が出来たと思っていたのに……

もう、大丈夫だと思っていたのに……


悠也に真剣な眼差しで見つめられ、私の心臓はさっきよりも早くなる。


「……うん、何?」


私は悠也に緊張をしている事を気付かれないように、出来るだけ普通に聞く。


「ここじゃ、ちょっと……。俺ん家でもいい?」


えっ?

悠也の家?


私は頑張って何でもないフリをしているっていうのに、悠也はさらに私が動揺するような事を言った。