ずっと好きだったんだよ

そして、お食事会という名のパーティーも終わり、私と綺那は萌実と話していた。


「結婚式に出席すると、結婚したくなるよねぇー」


綺那は羨ましそうな声を出す。


「だよねぇ。こんな風に幸せそうな姿見ると、結婚したいなって思うよねぇ」


今は3月。

私は来月の誕生日で26歳になる。

24、5歳くらいから、結婚する友達も増え、結婚式に呼ばれる事が多くなった。

その度に思うんだ。

“私も早く結婚したいな”って。

まぁ、結婚を羨ましがる前に、相手がいないけどね。


「ねぇ、もう悠也の事は平気なの?」


そう言いながら、萌実は悠也達の方を見る。


「うん。完全にフラれてから会うのは今日が初めてだけど、普通に話せたよ」


そう言いながら、私も悠也達の方を見る。


えっ?


私は驚き、視線を逸らした。

だって、悠也が私の事を見ていたから。


何で?

何で、そんな目で私を見ているの?


そんな……

今まで、私に一度も向けられた事のない

愛おしそうな目で……


悠也の事を見ても、悠也と一緒にいても、もう大丈夫だと思っていた私。

だけど、悠也に見つめられた今の私はすごくドキドキしていた。