ずっと好きだったんだよ

「はぁ……。まぁ、いいわ。覚悟が出来たら、ちゃんと悠也の返事を聞くんでしょ?前に進む気持ちはあるんでしょ?」

「うん」


今も昔も、“諦めなきゃ”“前に進まなきゃ”っていう気持ちはあるし、頭ではわかっている。

だけど、気持ちが……

フラれる覚悟が出来ていないんだ。


「ねぇ、あれから悠也に会ってないんでしょ?今日、大丈夫?」


そう、今日、この後、みんなで飲みに行く事になっている。

同窓会の日に、綺那が来れなかったから、みんなで日を合わせたんだ。

“みんな”って事は、もちろん悠也も来る。

私が気持ちを伝えてから、悠也とはじめて会う。

悠也に避けられないか、私はすごく不安だった。


「……大丈夫じゃないけど。いつまでも会わないわけにはいかないし……」

「もう!そんな暗い顔しないの!悠也に気を遣われたくないんでしょ?まだ待ち合わせまで時間があるから、気分転換にブラブラするよ!」


綺那の一言で、私達はカフェを出る。

そして、私達はいろんなお店を見て回り、待ち合わせ時間まで過ごした。

サービス業のてっちゃんは多分休みを取っているだろうけど、サラリーマンの悠也と陽輝は平日の今日は仕事だ。

だから、待ち合わせの時間は20時にしていた。