見失っていたんだ

心を

怖がって動けなかった僕は

ただの臆病者さ

僕には何もない

そう決めつけて

自分の殻にとじこもって安心した

見上げた空は限りなく遠く

僕には触れられないとすら感じたのに

空は微笑んでくれた

逃げていただけだったんだ

傷つく勇気がなくて

覚悟が持てなくて

自分を信じてやれなくて

だけどそこには

一度あきらめかけた夢があった

手を伸ばせば届く距離

僕は

もう一度幸せをつかんだ





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