ちょっとしたイタズラのつもりだったのかな?
じゃあ、何で私だったんだろう?
からかいやすそうだから?
それとも嫌いだから?
そう考えると悲しくて、苦しくて。
きっと、このキャンディがあるからそんなことを思ってしまうんだ。
そう思うのに、拾い上げたそれを手放すことはできなかった。
今井クンが持ってたキャンディ…
今井クンの手に触れたキャンディ…
そう考えると、捨ててしまうことも。
舐めてしまうこともできなくて。
ベッドの上で蹲り涙を流しながら、私はただただ両手でギュッとそれを握りしめていた。
メニュー