「瀬川。」 塚田クンに呼ばれて席を立った。 「あ、じゃあね。」 「バイバ〜イ!!」 二人に手を振りながら教室を出ると、塚田クンはニヤッと笑いながら聞いてきた。 「早飛にチョコあげんの?」 「な、何で!?」 「ん〜?だって好きなんでしょ?」 「そ、そうだけど……フラれるのわかってるのに告るなんてできないもん。」 「そんなのわかんないじゃん。何もしないよりした方がいいんじゃない?」 「そうかなぁ?」 「ま、後は瀬川しだいだよ。」 そう言うと塚田クンはニコッと笑った。