陸翔の家に引っ越して一ヶ月。

専門学校で新たな友人ができた。

だけど、家ではあまり学校の
話しをしない。

だって、陸翔が妬くから。

『京太』

甘い声で呼ばれたら、それは合図。

誰に聞かれるわけじゃないからか
陸翔が学校でシてた頃よりも
啼かせようとしているのが分かる。

そして、何度もシてるから
俺のイイ所は
全て知られている。

『陸翔、愛してる』

十八のガキだけど、
陸翔を愛する気持ちは
一生変わらない。

『僕も愛してますよ』

陸翔がまたあの学校で
保健医することになったと
聞いた時はホッとした。

俺は一生、陸翔を愛してる。