「あっ!陸も早く」 「リョーカイ」 陸も家に来てくれると分かって私のテンションは一気に上がる。 「お母さーん、ただいまー! 海斗と陸を誘ってきたよ」 「海斗君いらっしゃい。 えーっと…」 「広瀬 陸です。僕まできてすいません」 「いいえー、気にしないでください。 いつも雛那と和弥と仲良くしてもらってこっちも感謝しているので」 よかった。 陸は初めてお母さんに会うけど… 仲良くしているみたい。 それから私達はテーブルを5人で囲んで夕食が始まった。