けど俺は知っている。
雛那チャンが知らなくて俺が知っている事…
本当は雛那チャンも知らなきゃいけないはずの事。
「海斗、まだ開けないの?」
「陸から貰うものにあまりいい思い出が無い」
それを言われたら終わりだな。
俺が今まで海斗にあげた物は…
俺の部屋に置ききれなかった服の山と、
俺がこの部屋にいつでも泊まりに来れるようにと俺が持ってきた布団。
こんなのをあげたから海斗は今回の俺からの『プレゼント』を開けないのか?
今回は『絶対』いいものだって!!
海斗が想像しているような変な物じゃないって!!
あれだけの小さな包みだぞ!?



