今日一日は玄関で始まった。

私は高天未空(たかまみそら)高崎高校に通う二年生。

「緑先生おはー!」

「はい。おはようございます。」

玄関で朝一番に挨拶した先生は、緑川緑(みどりかわみどり)先生。

学校一人気の先生だ。可愛くて優しい私のお気にいりの先生。

「未空さん。今日は宿題やってきましたか?」

「もっちろんっ!」

「えらいえらい。」

ポンポン。

「もう先生!髪型崩れる!」

「おっと。すみません」にこ

こんなことされたら、ドキドキしてやばいよ...!

私はこの感情をなんて呼ぶのかわからない。今まで、世間的にいう恋というものをしたことがない。

「もうすぐHRか始まりますよ。」

「はーい。」

この後あんなことがおきるとは...