君と私の秘密の恋




「きゃー!つめたぁい!」

「わあ!まひろッ!やだぁ!」



一緒に海に入ってはしゃぐ。
楽しい。

こんな風に、一緒に遊べるなんて。



楽しい。




そんな私たちを、亘と楓くんは岩場で座って待っている。
誘ったけど、断られた。


ひとしきり遊び、私たちは上がることにした。




「せっかくだからどっかでお茶しようよ」

「うん!楓くん、大丈夫?」

「・・・ああ」




私たちは更衣室で別れ着替えをする。



「あ、ちょっと先行ってて」

「え?あ、うん。大丈夫?」

「うん、ごめん」