「ご、ごめん。大丈夫?楓くん・・・」
「それは、こっちの台詞なんだけど」
「あ、そ、そうだよね・・・」
恥ずかしすぎて顔から火が出そう。
慌てすぎだよ、私。
楓くんに支えられながら身体を起こす。
「制服・・・。そういや、女子高生だったか」
「うん。今日終業式なの」
「へ―。明日から夏休みか」
「そう」
そう言えば、制服で会うのは初めてだ。
楓くんはいつもと変わらない。
でも、公園以外で会うのは初めてだからなんだか不思議な感じ。
「楓くんは、なにしてるの?」
「あー・・・仕事」
「仕事?楓くん、働いてるんだ」
そう言えば、楓くんの事私なにも知らないんだ。


