「あ・・・っ!」
私は目を見開いた。
だって、目の前にいたのは、紛れもなくKAEDEだったのだ。
私の憧れた。
私を救ってくれた人。
その人が、目の前に。
間近で見ても、KAEDEはとても美しく可愛く輝いて見えた。
「あ、あの!私、すごくファンで!」
「ありがとう」
ドギマギした私ににっこりと笑ってくれる。
幸せすぎて、私。
KAEDEは落ち着いた声。
あまり多くはしゃべらず、ふんわりと笑っている。
「・・・あの。私、KAEDEさんに、前、一度会った読者の相談コーナーで、アドバイスいただいて、救われたんです!」
「・・・そう」
「私、KAEDEがいなかったら、きっと今こうしていられなかったんです。だから、ありがとうございます!」
私は深く頭を下げた。


