撮影が終わり、KAEDEは控室へと帰った。
撮影の余韻に浸っている私。
まひろはケンさんと話をしている。
私は、まひろが話している間に、トイレに行くことにした。
遠目だったけど、本当に素敵だった。
動くKAEDEを見れたのは本当に幸せだった。
幸せに浸りながらトイレに向かった。
トイレから出ると、まひろの元に戻るために角を曲がろうとした。
トンッ
曲がったところで、人とぶつかった。
ビクッと体を震わせて後ずさる。
「す、すみませんっ」
相手が誰か確認する前に勢いよく頭を下げた。
「こっちこそ、ごめんね。大丈夫?」
優しい声がして顔をあげた。


