特別だよ



「ねぇ、やっぱり
俺たち付き合おうよ。」



教室に戻り、ホームルームを終えた後
私のもとにまたもややってきた篠原。



「なんなの?
私、そこらへんの子とは違うから。
私のこと好きじゃない人となんて
付き合えないし。」


「好きだよ。」



へ??



「君みたいな面白い子初めて。
俺、面白い子が好きなんだ!
そこらへんにいない子だから
君が好きなんだよ?
好きだったら付き合ってくれるんでしょ?」



いやいやいや
言ったけどさー、
私の気持ちは無視なわけ?


「無理で──」


「まあ、無理だとしたら
俺、つき合えるまでつきまとうけどね。」



こんな気持ち悪いことを
すんなり言ってるけど
イケメンの彼だからこそ
許してくれるのだ。


だけど、いくらイケメンでも
私には聞かない。


「諦めたほうがいいよ。
私、あなたと付き合なんて
ありえな───」

「て、ことだから
また明日ね!」