「っていうか、羽山遅くね?もう出来るぜ?」



「あっ!本当だっ」



2人がトイレの方を見ると、羽山がトイレのある通路の壁から顔だけ出してこっちを覗いていた。



「えっ!?羽山くん?」



「なにしてるんだよ、アイツっ」



2人の視線に気づいた羽山は、ニタニタしながら戻ってきた。



「いやいや〜ごめん、遅くなった」



「嘘つけっ、あそこから見てただろうが、不審者めっ」



「だって、おまえらも俺に気づかねーし」



「それはおまえが…◯で遅いのかと思っただけだよ」



「ダメだろー大地っ、女の子がいる前で◯とか言っちゃ〜な?小澤っ」



「あっ…はは…それより、出来てるよ?食べようよ」



「お!うまそ〜腹減った」



「おまえは何もしてねーだろ?」



「ははっ、いいじゃん?食べようぜっ」



そして3人はお好み焼きに手をつけ、食べ始める。