「ありがとー」
コップに手を伸ばし、理沙は一口お茶を飲む。
「部屋、片付いてるね?」
「そうか?普通だろ、あ…羽山の部屋は汚かったけどな?」
「ぷっ…そんなイメージ」
「だろ?」
「そうだ、お姉さん彼氏は幼なじみなんでしょ?」
「あぁ」
「紺野くんにはいないの?幼なじみの子」
「いるよ?」
「え…?」
「……羽山」
「えっ?羽山くん?」
「そうだよ」
「そっか?野球誘われたって言ってたもんね?」
「あぁ、俺も可愛い幼なじみが欲しかったなぁー」
「ははっ、男の子って幼なじみ好きだよね?」
「男のロマンなんだよ」
「紺野くんがロマンとか言うと、おかしいんだけどっ」
「どういう意味だよっ」

