放送部です、お昼休みに番組はじめちゃいました☆

体育館にはクラスメイト全員いたはずなのにわたしとその男の子だけしかいないような、そんなふたりだけの空間でした。

わたしのこと、どうしようもないと思って手をさしのべてくれたのかな…。

それとも、わたしのことを。


そんなことばかり思っていると体のかたいわたしはますますガチガチになっていました。

男の子がくれたアドバイスだけは覚えていて、コートのなかをそれらしく走り、みんなからボールがまわってきたら、それらしくドリブルをしてパスをまわしました。

笑顔の彼にわたしは、手振りで、こうですよねとかやって近づいて。
そのとき、ボールとかわたしにまわってきて、ポロリ。

えっ、さっき、普通にできてたのに。

それで、また、彼に一から手取り足取り教えてもらって、肩とかひじとかふれてドッキドキ。


彼から離れてアドバイスどおりにやると、すごくいいんだけど、彼のまえに立つとなにもできないわたしになっちゃって。

そんな、感じでバスケットボールの授業も終わりに近づいたころに、わたしったらつい誤解をうむようなことを友だちとの会話で言っちゃいました。


わたし、〇〇くんがいない方がうまくできる。