わたし以外のみんなは黒板に書かれた問題をスラスラ解いていました。みんなはさきに答えて席にもどっていっちゃうし…。わたしだけ黒板にチョークのさきをあてたまま固まっていると。いっしょにまえへ出てた男子のひとりがわたしに、オレのやり方を見ててと言ってくれましたぁ。わたしは横目でその男子についていくようにチョークを走らせ、数式を書きすすめ解答までたどりつくことができました。
ありがとうハヤタくん…!ハヤタくん?! ハヤタって、海野ハヤタくんあなたのこと?」
「ごめんなさい、なんかそうみたい」
「自分でお便りを選んでおいてよく言う。自作自演?」
「なにを読もうかさがしていたら偶然」
「この子とはどうなんですか」
「クラスメイトだけど」
「好きなら言ってもいいんだけど」
「このときは、この子もわかっているものと思っていたから。ど忘れしたのかなと思って、ちょっとリードしてあげただけで」
「そういうことにしておきましょう。ところで、プチパニックはもうだいじょうぶなの?」
「不覚でござる」
「武士かっ!?」
「自分の声が耳に入ってきて、オレいましゃべってる。みんなのまえでしゃべってるってなって、すごい意識した」
ありがとうハヤタくん…!ハヤタくん?! ハヤタって、海野ハヤタくんあなたのこと?」
「ごめんなさい、なんかそうみたい」
「自分でお便りを選んでおいてよく言う。自作自演?」
「なにを読もうかさがしていたら偶然」
「この子とはどうなんですか」
「クラスメイトだけど」
「好きなら言ってもいいんだけど」
「このときは、この子もわかっているものと思っていたから。ど忘れしたのかなと思って、ちょっとリードしてあげただけで」
「そういうことにしておきましょう。ところで、プチパニックはもうだいじょうぶなの?」
「不覚でござる」
「武士かっ!?」
「自分の声が耳に入ってきて、オレいましゃべってる。みんなのまえでしゃべってるってなって、すごい意識した」
