放送部です、お昼休みに番組はじめちゃいました☆

「すいません、いま、ずっと放送を聴いてて、勝手に入ってしまいました」


「あなたはたしか…肩車の」


「はい、持光勇基を肩車していた大滝です。ぼくが、持光勇基くんに骨折したことにしようって提案したんです。ぼくが悪いんです」


「どうしてそんなイタズラを…」


「持光勇基くんはきみのことが好きだったんだ」


「えっ…」


「骨折したっていうのも、その日のうちにネタバラシするつもりだったんだ。でも、ぼくが調子にのって、もっと近づけるチャンスだからだまってろって」


「勇基……」


「さっきもぼくの名前は出さなかったし、すべての責任をしょって彼は去っていった。きみはさっき幻滅したって彼に言ったけど、あいつはきみをだましつづけることができないそんなやつなんだ」


「勇基、聴いてる?明日もいっしょに放送するからね。絶対だよ」