「手首をひねっただけのただの捻挫だったんだ」
「ひどい!わたし、すごく心配して、自分を責めて、あんまりじゃないの!」
「ごめん」
「人のやさしさにつけこむなんてサイテー」
「気のすむまで殴ってくれていい」
「そんなことをしても勇基の気がすむだけでしょ」
「ごめん」
「なによ、ごめんて言うばっかりで」
「折って」
「できるわけないでしょ。勇基がこんなことする人だとは思わなかった。幻滅」
「いままで、ごめん。じゃあ、もう、ここはオレのいるところじゃないから」
「…………勇基。みなさん、こんな放送になってごめんなさい。勇基はいま、自分の右手で放送室のドアをあけ、出て行きました。わたしはもう持光勇基くんを責めるつもりはありません。わたしは、持光勇基くんが昨日、言った言葉(失敗してもその人が次がんばれるために普通にしていたい)…わたしも、そうしたいと思ったから。それでは気をとりなおして…はぁ。お便りを……はぁ、紹介したいとぉ…ううう。ごめんなさい、やっぱり気をとりなおせません。涙がとまんないよ……今日は、もう、はやいけどおわるね。では、また明日」
「ひどい!わたし、すごく心配して、自分を責めて、あんまりじゃないの!」
「ごめん」
「人のやさしさにつけこむなんてサイテー」
「気のすむまで殴ってくれていい」
「そんなことをしても勇基の気がすむだけでしょ」
「ごめん」
「なによ、ごめんて言うばっかりで」
「折って」
「できるわけないでしょ。勇基がこんなことする人だとは思わなかった。幻滅」
「いままで、ごめん。じゃあ、もう、ここはオレのいるところじゃないから」
「…………勇基。みなさん、こんな放送になってごめんなさい。勇基はいま、自分の右手で放送室のドアをあけ、出て行きました。わたしはもう持光勇基くんを責めるつもりはありません。わたしは、持光勇基くんが昨日、言った言葉(失敗してもその人が次がんばれるために普通にしていたい)…わたしも、そうしたいと思ったから。それでは気をとりなおして…はぁ。お便りを……はぁ、紹介したいとぉ…ううう。ごめんなさい、やっぱり気をとりなおせません。涙がとまんないよ……今日は、もう、はやいけどおわるね。では、また明日」
