放送部です、お昼休みに番組はじめちゃいました☆

「手首をひねっただけのただの捻挫だったんだ」


「ひどい!わたし、すごく心配して、自分を責めて、あんまりじゃないの!」


「ごめん」


「人のやさしさにつけこむなんてサイテー」


「気のすむまで殴ってくれていい」


「そんなことをしても勇基の気がすむだけでしょ」


「ごめん」


「なによ、ごめんて言うばっかりで」


「折って」


「できるわけないでしょ。勇基がこんなことする人だとは思わなかった。幻滅」

「いままで、ごめん。じゃあ、もう、ここはオレのいるところじゃないから」


「…………勇基。みなさん、こんな放送になってごめんなさい。勇基はいま、自分の右手で放送室のドアをあけ、出て行きました。わたしはもう持光勇基くんを責めるつもりはありません。わたしは、持光勇基くんが昨日、言った言葉(失敗してもその人が次がんばれるために普通にしていたい)…わたしも、そうしたいと思ったから。それでは気をとりなおして…はぁ。お便りを……はぁ、紹介したいとぉ…ううう。ごめんなさい、やっぱり気をとりなおせません。涙がとまんないよ……今日は、もう、はやいけどおわるね。では、また明日」