「お前……っ、んなこと言って俺をどうしたいわけ?」
ますます真っ赤になる麻生君。
わたし……何か変なこと言ったかな?
「はぁ、無自覚かよ。この先思いやられるな」
「え?な、なんで?」
意味がわからないんだけど。
「ま、いーや。さっきクラスの奴らにも付き合ってる宣言しといたから、これからは堂々と喋ったりしようぜ」
「えっ、あ」
さっきのみんなの視線の意味がようやくわかった。
麻生君が言ったからなんだ。
「それと」
麻生君は頬をポリッと掻きながら、ちらりと流し目でわたしを捉えた。
「メールは見ずに削除しといて」
メ、メール?
「なんで?」
「いいからっ」
「う、うん」
やけにムキになる麻生君に思わず頷いた。
メール……気になる。



