「新田から守りたくてああ言ったけど、ちゃんと梅沢のことが好きだから」
「う、うそ……っ」
だって……そんなの信じられないよ。
だけど、ありえないくらいドキドキしちゃってる。
「うそじゃねーし。告られた時だって、赤い顔隠すのにどんだけ必死だったと思ってんだよ」
「えっ……?」
あれは夕陽のせいじゃなかったの……?
信じられないよ。
なんだかもう、全部が夢みたい。
「だからこの前、『ないない』って否定された時はすっげえショックだった」
「ご、ごめんね……っ。でも、麻生君が嫌がってるように見えたから」
恐る恐る麻生君の顔を見上げる。



