新田さんのグループはいわゆるギャル系で、麻生君やその仲間たちとも仲が良い。
いつも一緒にいるっていうわけではないけど、麻生君同様キラキラした世界にいる人たちだ。
そんな新田さんに負い目を感じるのは当然で、なんだか一気に自信がなくなる。
わたしなんかより数倍以上も可愛い新田さんに、敵うわけがないよね。
聞くところによると、新田さんは麻生君に告白して振られているんだとか。
それなのにわたしの告白を受けてくれたなんて、今考えてみても本当に信じられない。
「おい。ボサッとしてねーで帰るぞ」
低い声と共に、いきなり机の上にドサッとカバンが置かれた。
見上げるとそこには、無表情の麻生君の姿。



