「も、問題しかないですって」
「大丈夫。お前が誘ってくる以外、俺から手は出さない。――恋人になるまでは」
「そんなの当たり前です!」
「そんなコンビニスイーツ食べる前に、俺の店の残りを持って帰って来たんだが、食べないか?」
「え!?」
今の流れでどうして急にご飯の話に帰るのか不思議だったけれど、ジンさんのお店と聞いて気になった。
ハチミツって名前のお店なんだもの。
「まあ、お互い、暫くは身動きできないんだしその間に俺はお前を落とすから、今日はもう諦めろ」
「納得できない」
「――納得させてやる」
隣で、甘い言葉や俺様発言全開にジンさんにどう反応して良いのか悔しいけど分からない。
「よし、まずは食え」
朝、初めて会った瞬間の、天使の様な青年の姿は何処へやら。
今は、偉そうに腕まくりをすると、蜂蜜色の瞳で私を睨みつけた。
「台所、借りるぞ」



