「くるみ、そのコンビニの袋はなんだ? お前、料理できないのか」
ふんぞり返ったジンさんが、テーブルに置かれたコンビニの袋を見て私に問いかける。
私は冷蔵庫にあったお茶っぱで、入れたこともない緑茶を見よう見まねで入れながら、唇を尖らせた。
「出来ますよ。――やらないだけで」
「したことがないのか」
「今日はコンビニスイーツがそうしても食べたかっただけです」
「ふうん。ま、料理は俺ができるから問題ないか。ベットは一緒でも問題ないサイズか?」
「……ベットはちゃんと二つあります。寝室にですが」
でも、まさか……寝室で隣同士のベットで寝るとか言わないよね?
私、追い出されても行く場所なんてすぐには見つからないのに、急展開過ぎる。
「その、早めに私は部屋を見つけて出ていきますので、今日は私はソファにでも寝ます」
「――駄目だ。くるみと住みたくて、くるみに会いたくて日本に来たのに、お前が出ていくとか意味が無いだろ」



