そんなことを考えているとチャイムが鳴り、担任の先生が入ってきた。



「じゃあまた後でね!」



「おー」



それでも私はめげない!!


三ヶ月間告りまくった私の忍耐強さなめんなよ!!


…とは言いつつもやはりもう少し話したいとか思う。



「はぁ…」



「どうしたよ?」



話しかけてくれたのは親友の心良。


心良とは小学校からずっと一緒。


綺麗でスタイルが良くて私の憧れなんだ。



「颯斗が冷たいぃ…」



「市川は元々ああでしょ」



高1で颯斗とクラスが一緒だった心良は私よりも詳しい。

そこがたまにジェラシー。なんてね☆

心良が颯斗と同じクラスじゃなければ、私が颯斗を見つけることもなかっただろうし、ほんと心良には感謝してる。



「市川に聞いてみなよ。すぐゆのは1人で溜め込むんだから」



「だって~…そんなこと聞いたら重いって思われちゃうよ」



「それを重いと思うようなら私が市川ぶっとばすわ」



心良さん、顔がガチです。


「ありがとう心良ぉ~!」


「私の可愛いゆのを傷つけるやつは誰でも許さないわ」



やっぱり心良大好きだー。



それにしても、どうしよう。


今日お昼颯斗と食べるからその時聞いてみようかな?


あー…でも重いって言われちゃったら…


よし、考えるのやめよ。