人間に恋した化け猫



怖くなったのだろうか?


自分が消えてしまうということに‥‥‥?


いや、違う。


鈴音が、また泣いてしまわないか‥‥‥。

僕のせいで、

また泣かせてしまうかもしれない‥‥‥。


それが怖いんだ。


震えている僕を、

鈴音は泣きながら抱きしめた。