あの子が扉を開ける。 あの子は、目をいっぱいに見開いた。 そして――――‥‥‥ 「れ‥‥蓮斗‥‥‥!?」 僕は少し微笑んで、 「そうだよ。」 そう言った。 「蓮斗‥‥蓮斗‥‥‥!!」 あの子は家から飛び出して僕に抱きついた。 「本当に‥‥‥本当に蓮斗なのね‥‥!?」 「そうだよ。」 僕はそう答えた。 「よかった‥‥!本当によかった‥‥‥!! 死んじゃったかと‥‥思っ‥‥」 あの子は泣きながらそう言った。