微笑んだ先に咲く花






「501だからな、すぐ来いよ。あ!酒買ってこい、あと慎ちゃんにジュース


有すぐに来るらしいから大丈夫だよ
ていうか、慎ちゃんも連絡したら?嫌だよ、無断外泊の相手俺だって知られて兄貴に殺されるの」





有さんとの電話をきってから明さんが私に向き直って言った




まあ、そうだよね。
凛さんにも新庄さんにも迷惑かかるし…


携帯からあの家で唯一番号を知ってる空に電話をかけた



プルプルップルプッ「もしもし」


2コールが終わらないうちに空は少し焦って電話にでた


「もしもし…空、あのね」


「慎…っ!悪かった、話を聞いて欲しいんだ…」



切羽詰った声
こんな声、聞いたことなかった


「あ…うん。空は悪くないよ
ごめんね」


隣では少し面白そうに口角を上げているのが見える


「どこにいるんだ…迎えにっ」


「今日友達の家に泊まるからごめんね」



それだけ言って電話をきると明さんが本格的に笑い出した


「なんですか…」


ムスッとして尋ねると
ごめんごめんと謝ってきた


「で?いいんだよね?」