「しーちゃん?大丈夫?」
こんな状態で大丈夫な訳ない
「…大丈夫だよ?」
それでも慎は笑顔でそう言う
ただの強がりだとはわかってる
今の状態を理解しきれてないのかもしれない
俺が親父のところに行かなければ
いつものように助けれていれば
後悔しかなかった
俺がいても止められなかったかもしれない、それでもいい
慎のそばにいてあげたかった
その後悔もあってか、俺は慎のために何でもした
高校を休んで遊びにも行った
少しでも慎の記憶を書き換えたかった
…違う
慎に、俺の存在意義を見出してほしかった
もうわかってたんだ
自分の気持ちに
ずっと前から、好きだった
小学生相手にって思うかもしれない
でも小学生が好きとかじゃない
慎の全てを好きになったんだ
恋愛の好き
まさか自分の初恋が小学生だとは
で、今弱味につけこもうとしてる
最低だけど、慎が好きだから
少しでも俺の記憶を残してほしい

