「凛さん…こんなに大人数のごはんいつも1人で作ってるんですか?」
台所で肉じゃがを作成中
私はその量に驚いている
何個じゃがいもを剥いたか分からない
すごい量だ
驚いている横では凛さんが涼しい顔で笑っていた
「まあね。でも皆頑張ってるから…それにね、慎ちゃん。こういうのは慣れよ!!」
「…慣れですか」
凛さんはすごいんだと思った
そんな台所の様子をヤクザさんたちがコッソリ見ていた
うーん…視線が…
そんな私に気づいたのか凛さんがヤクザさんたちを見た
「あんた達ね…慎ちゃんの気が散って包丁で指でも切ってみなさい。
空に殺されるわよ」
「え…言い過ぎで」
否定しようとしたら一瞬でヤクザさん達が台所から出て行った
あれ…
「慎ちゃん、空はそれだけあなたが大事ってことよ」
優しく笑う凛さんの言葉を聞いて表情が暗くなるのを感じた

