「…しょうがないわね。
まあ慎ちゃんは悪くないしねー?
空。夜は私と一緒に慎ちゃんはご飯を食べるの。いいわね」
拒否できない雰囲気に呑まれそうになった
「もちろんです。それでは失礼します」
ガチャ…
「ふぅ…大丈夫か?凛さんは女の子が大好きで…だから慎と合わせたくなかったんだよ」
困ったように笑うと私の手をとった
「とりあえず、何か食べに行く?」
「うん!」
それから2人で家を出てお兄ちゃんの運転で近所のファミレスへきた
「お兄ちゃんって、運転できるんだね」
ファミレスでチーズハンバーグを食べている時に目の前でコーヒーを飲むお兄ちゃんにふとした疑問を聞いた
すると優しく笑って、
「そりゃね。もう24だから」
24歳か…
「お兄ちゃんもう大人だね」
やっと、会えたけどまた少し遠くなった気がした
「慎は…しーちゃんはもう17歳か」
「慎でいいよ」
そう言うとお兄ちゃんは照れくさそうに笑った
「またこうしてお兄ちゃんとご飯が食べれて、嬉しい」
その笑顔を見ていたら自然と出た言葉だった

