私は動かない足を必死に動かしてその集団を追った 待って…行かないで… 「…お兄ちゃん!!」 必死に叫んでもネオン街に私の声は溶けてお兄ちゃんには聞こえない 「お兄ちゃん!お兄ちゃん!!待って…!!お兄ちゃん!!」 もう少し…もう少しでお兄ちゃんに届く!そう思った瞬間 お兄ちゃんの後ろを歩いていた人が2人、私を見て物凄い剣幕で私へ向かってきた 本当は怖い。 でも… 「お兄ちゃん…!!」 私は腕を掴まれても何度も何度も叫んだ お願い…届いて!!