「うわー言われたい」
「聞いたか?兄貴。」
「ああ。あんなこと母親にも言われたことないわ」
「てか何だよ付き合ってんのか?」
「普通に考えて付き合ってんだろ」
「さっきとかも抱きしめてたぞ」
「あーやっぱそうだよな…空イケメンだか「うるせぇ」…はい。」
「そら」
布団をめくってベッドをトントンすると隣に座ってくれた
「薬飲んだからまだ眠いでしょ?」
目を見るとちょっとトロンとしてる
「剛さんたち、あの、夜だと体調良くなってると思うのでそれまでお仕事とか学校とか頑張ってくれませんか?
田中くんと廣瀬くんには授業のノートとって欲しいなって」
できる限りニッコリして3人を見る
「…やべぇな」
「学校走ってもどるか」
「まだ間に合うな。全力だな」
「さっさと行けよお前ら」
「行ってくるね!慎ちゃん!」
「あ…はい、頑張ってください」
3人は立ち上がって部屋から走って出て行った
「…ここ皆来るんだね…」
「ごめんな慎。鍵つけるか」
心底面倒くさそうに言う空に笑うしかない
「じゃあ、空は寝てて?薬効いてこないから。」
「慎は?」
「そろそろ3時だから凛さんのお手伝いしようかなって。
ちゃんと出掛ける時は言うから大丈夫」
納得してない空をベッドに寝かせて部屋を出た
今日は凛さんが朝からいなかったから何をすればいいか分かんない…
とりあえず冷蔵庫の中を見てみる
驚くよね。
でも20人くらいの男の人たちの夕食だから冷蔵庫の中も多いよね…
「あ、じゃがいも」
冷蔵庫の外に何故か大量のじゃがいもが置いてあった
凛さんが夜何を作るかも知らないし
でもこれだけあるんだからちょっと使ってもいいよね。
ちょっとでも凛さんの役に立ちたくて、大量のじゃがいもの半分を使ってポテトサラダを作った
「こんなに多いの初めて…」
今までは1人だったからいいけど
20人は辛いな…
明日筋肉痛になりそう
痛い腕を必死に動かしてなんとかポテトサラダが完成した
でも私の味付けだけど美味しいかな?
昔から私はポテトサラダが大好きだった
お母さんがよくポテトサラダを作ってくれてお父さんと取り合って食べたこともある
ポテトサラダの日はお父さんの機嫌が良くて、殴られることもなかった
そんなポテトサラダが大好きで。
そういえば。
お母さんと2人で作って空に持っていったことがある

